SP020 逃げていい

    真面目に頑張っていれば報われる。それって幻想では無いでしょうか?

    「一度、逃げたらまた逃げたくなるぞ」

    小さい時ドラマや映画で吹き込まれました。当時幼い私は、盲目に逃げたら追われると信じていました。だから、いつも崖を登るように頑張って来た。気が付いたら、一番なりたく無いサラリーマンになっていた。サラリーマンは、万遍なく仕事がこなせて、組織に刃向かわない従順で使えるコマが良いとされました。長い間でどっぷりそのサラリーマン人生に染まっていました。悲しかな、苦しかったけれど、考えもなく周りに流される人生を送っていました。 

    ではどうして、人は組織に巻かれてしまうのか?それは原始時代に遡ります。原始時代ではムラの外は死の世界でした。恐ろしい野生動物、厳しい気候、食べ物も無い。未知の異世界がそこにはありました。ムラの掟は死の世界からムラ人を守る術でした。時代が移ってもその掟は受け継がれてれいった。ムラの長には都合の良い教えでした。社会が大きくなると、多くムラを支配する支配者もその利点を上手く使った。

    時は変わり、個人の自由が尊重されている現在でも、個人の心の中でこの「教え」が生き続けていると思います。忖度という言葉が流行りました。恐怖で人を縛る会社組織の縮図と言えるでしょう。恐怖で人を縛るというより、自分で縛られに会社に行っているとも言えると思います。

    世界は変化しつつあります。コロナでわかったように、人の流れが変わったら、大企業でも倒産する時代になりました。もう、会社はムラのようにあなたを守ってくれません。

ところが、以前、ある会社の社長に、「逃げる時もあっていいんじゃない」と軽く言われて、その時は世界がひっくり返った気がしました。会社の社長がそんなこと言っていいのかとおもいました。社員が従わなかったら会社は潰れると思っていた。社長は、「得意分野でないなら、頑張る必要はないんだ。だれかに任せれば良い。得意で好きな事で結果を出せば、差し引きプラスじゃない」と笑っていました。

以来、私も時には逃げるという選択肢を取り戻すことができました。最初は、責められている気がしましたが、生活が少し楽になりました。嫌な飲み会は行きません。自分が率先するという、自分生贄もやめました。上司が楽になるだけで、何のメリットも無い。その結果、リスクをとってでも自分で選べる楽しさがわかるようになりました。

今日のプチワーク 020 : 「過去に引き受けて嫌だったことを、今、断っている場面を思い浮かべよう。」

次は、逃げるため、準備をしておこう。

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