私は、人生とは競争の連続だと思っていました。
自分の能力が高くなると、自然と一目置かれて認められる思っていました。結構、頑張り屋だったので、それなりの成果を出して、本部への転勤も果たしました。それからも、自分は使える人間だと証明する為に、文字通り全力を尽くしていました。サラリーマン精神にどっぷり浸かってたので、自ら、力の限り奴隷を志願していました!(今でもまだ、サラリーマンですが笑笑)
お客様の笑顔が見たい、なんて口では言うけれど、心の中では、顧客から会社から、自分を認めて欲しいと思っていました。後輩ができると、さらに背伸びをしてがんばっていました。苦しかったです。そんな経験、あなたにはありませんか?
日本の労働者の87%はサラリーマンだそうです。サラリーマンは、雇用のシステムに過ぎません。しかし、仕組みの中にいると自分の不利なことも気付かないこともあります。その一つは、自分のために働かないで、他人のために生きて行く事です。
「えっ、他人のために生きる事は、良い生き方ですよね?」
そう思う人は多いでしょう。独りよがりで生きて良いという事を言いたいのではありません。自分を大切にできない人は、他人も大切にはできません。私は、上司に尽くしても認められないと、「なんで認めないんだ」と怒りのオーラを纏ったこともありました。このように、承認して欲しいために、自分を殺して他人に尽くしたりする人生は、お互いの為にならないと思います。忖度という言葉が一時流行りましたが、この言葉は古い会社組織を上手く表現していると思います。自分より、上司や組織を優先して自分殺しを自分で行う、まさにこれは自殺行為ですね。
「もうそろそろ、競争はいいかな」
そう思えた時から楽になりました。何も、今後の人生を諦めた訳では有りません。なぜなら、「自分の未来を良くしたい!」という、「志」のある仲間たちに出会えたからです。あなたには、自分の「思い」共有し伸ばし合う仲間たちはいますか?会社関係、単なる友人関係では、きっと、味わえない充実感や応援されてる感じが得られますよ。
今、出会えていないなら、待っていても現れません。勇気を出して自分で探さないと会えません。でも、そんな友人たちができたら、あなたの人生の宝物になります。きっと。
いつか、あなたと会えるといいな
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