この記事を読むと、あなたの転職に対する考え方が変わるかも知れません。
「仕事が続きません。転職が多く履歴書が綺麗では有りません」
履歴書に、転職履歴が多いのは確かに不安かも知れません。全く知らない人事担当者に書面だけで判断されるのですから。でも、将来は、転職時の不安が不要になるかも知れないかも知れないお話です。
意外と高い?転職率の推移
実際の転職状況はどのようになっているのでしょうか?総務省発行の「統計トピックス No.123 増加傾向が続く転職者の状況」によると、2019年の転職者数は351万人と過去最多で、転職率は、12.6%だそうです。一年間で、だいたい8人に1人が転職している計算となります。転職者数は統計で数値が違い、一概に言えませんが、転職者数はそれほど少なくないとは言えそうです。昨今のコロナでの倒産や解雇も増えていて、転職者数はこれからも増えていくのではないでしょうか。
「ジョブ型」雇用の導入で、スキルがあれば転職回数は注目されない?
今までは、職場で決められた仕事をミスなくこなす働き方が、模範的な社員像でした。しかし、コロナで産業構造も変わり、働き方も変わりました。今まで不可能とされた、テレワークは一般的になり、実はやらなくていい仕事はこんなにあると、もうバレています。(笑)これからAI社会になった場合、作業だけの仕事はなくなるかも知れません。
さらに、ジョブ型雇用が浸透する可能性が高くなっています。現在の日本はメンバーシップ型が殆どで、新卒採用で総合職として雇用して、定年まで雇用継続するという雇用形態です。メンバーシップ型雇用は、色々な問題で、曲がり角に来ています。
富士通など大手企業で試験運用する、ジョブ型雇用は、メンバーシップ雇用の問題点を解決します。企業が雇いたい時に、雇いたいだけ人材を募集でき、解雇したい時に解雇できるので、企業のスリム化できるからです。きっと今後広まるでしょう。
メンバーシップ型の抱える問題点
- 利益減で多くの社員を雇用するのが難しい
- 少子化で人材が減っている
- 在宅勤務が主流なり、会社の不動産賃借料を減らしたい
- 正規雇用と非正規雇用の賃金・待遇差異が問題視されている
メンバーシップ型:
概要:会社の総合職のメンバーとして会社の指示の場所で指示内容の仕事に従事させる雇用形式。人に合わせて仕事を割り振る。多めの人材を雇っておく。
被雇用者のメリット:就職すれば給与がもらえる。手当など待遇が良い。解雇されにくい。
被雇用者のデメリット:転勤や異動がある。仕事を選べない。
ジョブ型:
概要:仕事内容を明確にして、仕事内容に見合う待遇と報酬を支払う雇用形式。事業を完成させるために必要なスキルを持っている人材を雇用する。欲しい人材だけ雇える。解雇可能。
被雇用者のメリット:自分で仕事が選べる。スキルで評価される。高賃金の可能性もある。
被雇用者のデメリット:解雇、減給がある。低賃金で叩かれる場合もあるかも。
転職できる人の将来性は高い?
多くの人は、給与のもらえている現状を簡単に手放すことを怖がるので、たとえ、仕事を辞めたい職場にいても、転職に躊躇します。その点で、転職出来きる人は、給与をアップして充実感を得るチャンスがあるかも知れません。もちろん、ただ仕事が嫌という理由で転職をしている人は問題外ですが、スキルを磨けば、再雇用のチャンスが高くなると思います。
やりたいことで尖ったスキルを得よう!
スキルというと、前の現場での経験などがアピールできると思います。では、今から始めるにはどうしたらいいか?それが問題ですね。
ジョブ型雇用が普及する時代で生き残るには、好きでないことを続けても成果は出ないと思っています。なぜなら、好きなことでないとモチベーションや創造性が育まれないからです。そのため、普段からの準備が必要だと思います。もちろん、今の会社を辞める必要は有りません。「自己実現のアクションリスト」に取り組んでみてください。
ここで、pdfデータのダウンロード出来ます。手書きが良いと思います。
というのは、私自身、儲かること、誰かが成功したこと、需要のあることで、自分の将来の仕事を考えた時期がありました。それはとっても、辛く行動ができない日々でした。ある時気付きました。考え方が真逆だったと。やりたいことを中心に置き、需要の有ることにズラすことが、自分の行動しやすいし、成功のイメージが湧くと感じています。
遠回りが実は近道、ということがあると思います。あなたらしい成功をお祈りします。
自己実現のアクションリスト
設問① やりたいことをリストで明確化する
設問② 3年後なりたい自分を明確化する
どんな仕事をしていますか?:
どこに住んでいますか?:
今の気分を教えて下さい:
設問③ 1年後の通過点目標を設定する
3年後の自分のために、一年間で何を達成していますか?:
設問④ 1年後の目標を達成するためのタスクリストを作る
タスクリストの一つをすぐやる
設問⑤ すぐ行うタスクリストを選ぶ
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