昔、会社の後輩から相談がありました。「給料日でお金が入りますが、月末のクレジットカード引き落としや家賃で、給料が殆ど残らないです。外食代やほしかったパソコンなど見覚えがある引き落とし明細なので、文句はいえないのですが。うまくやりくりする方法は無いですかね?」というものでした。私自身も、以前、お金がなかなか貯まらないタイプだったので、気持ちはよくわかりました。彼に、私が改善した方法を教えてあげました。
結論から言いますと、お金が月末に無くなるのは、お金の『生活習慣病』になっていて、中年のお腹周りのお肉と一緒で、「支払いメタボ」に陥っているかも知れません。
エッと思い当たる方は、下記の「支払いメタボ」チェックを受けてみてください。
- 医療保険は絶対必要だと思う
- 車は絶対必需品だと思う
- スマホは大手キャリアが安心だと思う
- 家賃は固定費、変えようがないと思う
- 使っていないサブスクリプション契約がある
- 1ヶ月の食費の合計金額を知らない
- スーパーに行くと、つい買いすぎてしまうことがある
- 実際は着ない服が多い
- 自炊よりコンビニ食や外食が多い
- 家計簿は無駄なのでつけていない
個々の項目は、地域性や事情があるかも知れませんが、
Yesの数が多ければ、企業のマーケティングに踊らさせた「支払いメタボ」かも知れません。
あなたは、どうでしたか?
必要なのは、今まで支払っていたからでなく、自分にとって必要かどうかを再吟味すると良いですよ。ということです。
話をもとに戻すと、「支払いメタボ」脱出方法は、
- 家計簿で支出を『見える化』する
- お金を使う優先順・規模を決める
- 支払う際本当に必要か自分に問う
この3つだけです。拍子抜けするほど、簡単ですよね。でも、自分の支払うお金の流れが見えてきて、お金が手もとに残るようになります。
ちょっと解説すると・・・
1「家計簿で支出を『見える化』する」は、言うまでもありませんね。具体的数値でないと比較ができませんから。
2「お金を使う優先順・規模を決める」は、大金持ちだったら考える必要は無いでしょうが、限られた収入から現在の支出と未来への貯えを計算すると、使うものと使わないものを分ける必要がありそうです。
3「支払う際本当に必要か自分に問う」は、スーパーで買い物かごに入れた時や、Amazonサイトでポッチとする前に、もう一度に問うことで支出の無駄が少なくなります。
今日のプチワーク 043 : 「家計簿をつけよう」
コメント