この記事を読むと自分の仕事への考え方が整理され、今後なにから取り組めばいいかわかるようになります。
「昔は、仕事に対して熱意があったけど、最近、仕事へのやる気が失せていることに気づいた」
このような考えを持ったことはありませんか?私は、会社員時代は、仕事上の出来事で時々やる気がなくなり、その度に自分を奮い立たせていました。これって、結構疲れるんですよね。年齢が行くと、次第に諦めに変わっていきました。今となっては苦笑いですが、こんな非生産的な時間は早く抜け出したいと思いますよね。しかし、今やる気が出ないという理由だけで、会社を辞めても良い結果になるとは思えません。ここで、退職する前に、自分に問いかけてみましょう。それからでも遅くないと思います。
ネガティブな自分と一人ディベートしてみる
問題に対してネガティブな反応をする人は、自分に不利な解釈をしている可能性があるかも知れません。起こった事柄を、単に感じたことを漠然と受け止めているとそのような「誤認」が起きます。何のことかよく解りませんね。簡単に言うと、起こった事柄は、「その捉え方」で自分の有利にも不利にもなります。
例えば、あなたが「仕事に情熱がもてなくなった」(問題点)の原因が、「社内プロジェクトの担当に任命され無かった」こととしましょう。社内プロジェクトは前任者が転勤したので、あなたは、てっきり、補佐していたあなたが繰り上げ任命されると思っていた。しかし、部長はあなたを選ばず、新人社員を抜擢した。としましよう。あなたは、やる気が失せてしまいました。当然ですよね。補佐とはいえ実務経験もあり、実績だって残したあなたが選ばれるのが、順当と思っていたから。でも人事権のないあなたには、どうすることもできませんよね。コントロールできないことに、時間や思考を使うのはムダででしかありません。ふてくされて、ダメ社員のレッテルを貼られるのは、もっと勿体ない生き方になります。
ここで、感じたことの解釈を変えてみましょう。社内プロジェクトに加わるデメリットは、まず時間が取られます。その上、自分の仕事もあるので、体力的にも楽とは言えません。あなたは、そこでこう考えます。自分の仕事を及第点で完了させ、早く家に帰り副業をこなし、会社では得られない経験をつもう。そう解釈した方が、あなたにとって有利ではないでしょうか?
そんなことは解ってる。あなたは思うかも知れません。でも、人間は時として思考せずとっさに感情的になってしまいますね。私も会社員時代、ブツブツ文句言ってました。(笑)
起こった出来事をあなたが客観的に捉えられえれば、問題は小さく収まりますね。では、どのようにすれば、問題点が客観的に捉えらるようになるかというと、自分の感じた問題点や原因を紙に書くことが簡単で効果的です。そして、自分に有利な反論を付け加えます。一人ディベートですね。アクションリストにすると、
- 現状感じている問題点を書き出す
- 問題点の原因を書き添える
- 考えた原因へ自分が有利になる反論を書き出す
これを問題ごとにこなします。
問題点:仕事に情熱がもてなくなった
原因:重要な職務から外された、給与が減らされた
反論:適度に仕事をし、給料をもらいながら副業ができると喜ぶ
問題点:仕事がおもしろくない
原因:仕事はだれでもできる単調な仕事だから
反論:楽な仕事でラッキー、飛躍のための勉強に時間が使えて嬉しい
問題点:自分にできることは少ないと感じている
原因:〇〇と□□が苦手で、特に誇れる技術が思いつかない
反論:褒められた仕事も有るはず、それは誇れるスキルかも知れない
問題点:会社で使われ続けるのは嫌だが、転職も起業もできない
原因:特に資格も技術も得意なこともない
反論:今は給料をもらいながら現状維持ができるので、自分のできることを探しスキルアップしよう
評価されることや貢献することより、人生が楽しい選択をしてもいい
どうですか?事実はその「捉え方」で大きく変わってきます。人に迷惑がかからないのならば、自分の将来に「役立つ」考え方に変えた方が、人生が楽しくありませんか?
人生を気楽に生きる選択肢というは、恥ずかしがり屋なので探さないと見つからないかもしれませんよ。ではでは。
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